羽田市場柏店

ついに…というか、ようやく羽田市場に行ってきました。
ランチでは、テイクアウトで海鮮丼を。夜は立ち飲みを。後は普通に真鯵を購入しました。
まずは、テイクアウトの海鮮丼についてです。

お値段は980円。
3丁目エリアといえば、鮨芳さん、さかな座さん、つがるさんといった、美味しい魚ランチの激戦区。
同じ位のお値段で店内で食べられることを考えると、テイクアウトの海鮮丼にしてはやや割高の印象。

ただし、具材(ネタ)はぎっしり詰まっています。容器の大きさからは信じられないくらい詰まっていました。
女性では食べきるのが少し辛いかもしれませんね。
ネタは、時期や日によって変わるかもしれません。気になる方は店頭で聞いてみてください。

では実食…とりあえず箸でもって、ひとすくい…シャリが茶色だろ。ウソみたいだろ。赤酢のシャリなんだぜ。

なんと江戸前の伝統を受け継いだ、伝統の赤シャリが、ここ千葉県は柏でいただけるとは…。
ちょっと赤シャリについて馴染みが無い方に説明しますと、酒麹を醸造させたものが赤酢と呼ばれ、よくある白酢より匂いが強く、味がまろやかだと言われています。
江戸前寿司の始祖・華屋与兵衛（はなやよへい）も赤シャリを使用していたそう。
そういった伝統の味が気軽に味わえるのが、羽田市場の海鮮丼なんであります。

まぁ、「なんと江戸前の伝統～」とか言っちゃいましたが、江戸からは遠く離れた北の地で産まれ育ち。
これまで赤酢なんて知らない、粋とはかけ離れた魚食生活をしていた戸川にしてみれば、
初見の印象は「茶飯って…何考えているんだ」…くらいの感覚でしたが。。。テヘヘペロ。

色々と御託を並べましたが、肝心の味は、普通でした。
980円ならこんなもんでしょう。

次は、夜の部、立ち飲みについてです。
羽田市場さんは、16時から立ち飲み屋さんになります。

柏駅東口界隈で立ち飲みと言えば、柏２丁目酒場さん、爺爺さん、ピラールさんですね。
でも新鮮な魚介類を中心としたツマミで一杯飲めるのは羽田市場さんだけでしょう。

戸川は立ち飲みが大好きなのですが、立ち飲み屋の飲み方と言えば、牛のようにダラダラ飲むのではなく、
1品程度のツマミをあてに1～2杯をグイッと飲んで、1000円ほどのお金を置いて所要30分内でサッサと退店する。ですね。

ですが、ここ羽田市場さんはひと味違います。
まずツマミですが、新鮮な魚な訳ですから、合わせる酒はついつい日本酒になりがち。
メニューにも豊富な日本酒ラインナップですね…。

飲み方はグイッと1～2杯の立ち飲みスタイル、飲む酒は本来はチビチビ飲むはずの日本酒…。
これで酔わない訳がありません。この日、戸川もガッツリ酔わせいただきました。
日本酒をグイッと1～2杯って、酒品のかけらもありませんが、これはこれで良いです。
やはり立ち飲みは最高!!

立ち飲みと言えば、戸川がまだ20代の頃、思いを寄せていた女の子が働いていたスナックに足繁く通ってたことがあります。
通ったかいあってか、女の子と徐々に色っぽい関係になりそうな雰囲気があったのですが、その店の難点がひとつ。
テーブルチャージが5000円だったんですね。20代には、かなり痛い出費でしてね。

仲良くなってからほどなくして、冗談とも本気ともつかない口調で、「今日は中腰で飲むから、テーブルチャージは半額でお願い」って言ってみたんです。

…ドン引きされたなぁ

とは言っても相手はお客さんですから、決して口で何か言う事はありませんでしたが、あの時のあの目！
ムスカ大佐がモブキャラを見るような、まるでゴミを見るような目‼

クリクリだったなぁ…

とかなんとか、昔の淡い思い出に浸っている間に、注文した「活〆赤甘鯛の刺身」と日本酒の日高見がペロっと無くなりました。

美味かったなぁ…

この日は他にも、水タコの刺身と加賀鳶・雨後の月をガブっと飲んで、大満足で退店。
立ち飲みに関しては、少々ドリンクが高い気がするものの概ね『良い』のひと言
また行こう、うん、そうしよう。

また後日談ですが、後日に羽田市場さんで真鯵を購入しました。

真鯵1尾300円ほどでしたが、色が白く、腰回りがでっぷりと肥えていて、食べると非常に美味！
家からも近いので、鮮魚を買う時は羽田市場さんに！というのが戸川家で決定しました。
皆様も、一度訪れてみてください。